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 開院以来、1年365日診療を続けています(※整形・内科のみ) 

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秋の防災訓練

勉強会・連絡会議など
皆様こんにちは。
横浜東邦病院 事務スタッフの坂本です。


10月も半ばとなって、今年もこの季節がやってまいりました!
10月18日の水曜日、横浜東邦病院・秋の防災訓練です!


今回の防災訓練も春と同じく地震想定の訓練です。
前回行った流れを思い出しつつ、反省点を改善・修正しながら行動を最適化していきます。




ヘルメットをかぶり準備万端!



13時になったと同時に院内放送が入り、地震が発生!
まずは自分自身の身を守ります。




今回も身体が入りきらず…
(これ、下の荷物の問題というか机の大きさの問題なんじゃ…)



地震収束後に再度放送が入り、各部署の被害状況の確認を行います。
まずは災害本部の設置、そして建物内の安全確認です!





事務部は問題ないため、各事務スタッフは手分けして被害状況チェックに走ります。
各部署もシナリオに沿って安全確認、そして患者役のスタッフと共に負傷者の対応、搬送などなど、被災状況をまとめて災害本部へ報告に走ります。





災害本部では各部署からの被災状況を聞き取り、シートに書き入れていきます。
前回このときにシートが小さすぎてパッと見てわからないと指摘があったため、貼れるホワイトボードシートを用意してみました!
このシートに大きめに書くことで見やすく、さらに壁にも貼れるので、もし机やホワイトボードなどが使用できない状況のときは重宝しそうです。





事務部は建物内のチェックが終わり、緊急連絡手段の確立を進めていきます。
事務室に用意してある衛星携帯電話・MCA無線を用意し、港南区や他院との連携を図ります。






その間に診療体制の状況は進み、災害時医療体制に入るアナウンスが流れました。
そうなると入り口を閉鎖、外の駐車場スペースにトリアージポストを用意し傷病者の振り分けを行っていきます。

まずは診療中ということを伝えるために災害時ののぼり旗を立てていきます。





この旗が立てば災害時の医療体制が整ったことになるので、駐車場スペースに用意した災害時医療体制を確認しに行きましょう!





災害時医療スペースでは、トリアージポストの設置が進められていました。
以前の記事でも何度かお話しましたが、傷病者別に緑<黄<赤のエリアで分け、治療優先度をランク分けしていきます。

以前トリアージの講習に参加したことがありますが、やはり初めてではなかなかスムーズにいかないものでした。
もしトリアージポストを設置するような災害が発生したとするならば、訓練のように1人1人来るわけではないのでかなりの混乱が予想されます。
そしてこの防災訓練の中ではトリアージ訓練に割く時間が捻出できないため、今回は設置と患者様来院時~エリア分けまでの流れを確認するだけに留め、また別の時間にタグの取り扱いや実践的な訓練を行っていこうと思います。

まずは訓練のうちにどんどん失敗するべき!とは講習を担当して頂いた港南区医師会の先生のお話。
トライ&エラーにて覚えていくことはたくさんあります。





トリアージの流れの確認まで完了したら、防災訓練は終了!
お疲れ様でした。


前回の反省点を改善するために手法を変えたりした部分もありますが、まだまだ改善の余地があるところはたくさんあります。
お次は10月21日にも合同防災訓練が予定されています。
(当院は外来があるため情報受伝達訓練の参加のみになりますが…)
災害時の他院との連携はなかなかに情報が錯綜してしまいそうです…
この辺りは当院だけでは訓練が行えない内容かと思うのでこの機会に少しでも慣れておきたいですね。





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