文字サイズ
 開院以来、1年365日診療を続けています(※整形・内科のみ) 

ブログ

町内会・春の防災訓練

勉強会・連絡会議など
皆様こんにちは。
横浜東邦病院 事務スタッフの坂本です。


本日は最戸町内会様が春と秋に定期開催しております防災訓練にお邪魔してきました!

地域の防災、減災をテーマに講習を拝聴しました。
この一帯は丘陵地帯であるため、とにかく怖いのは土砂災害!
地震だけでなく豪雨などでも発生する恐れがあるので、これから雨の増える季節、注意していきたいところ。


お話が終了し、お次は外へ。
今回は防災訓練会場である桜岡小学校に設置されている、「下水直結式仮設トイレ」の解説を拝聴しました。






以前このブログでもご紹介した通り、当院でもポータブルトイレを用意しています。
災害時の排泄問題は常に話題に挙がるお話ですね。

ポータブルトイレは室内でも設置出来たり持ち運べたりと便利な面、1回1回に時間がかかってしまったり、凝固剤の数の問題で大人数で利用するには難があったりと問題点もあります。
今回お話を伺ったこの下水直結式仮設トイレの仕組みは…







こんな感じです。
まず地中にある下水道管に水をためる必要があるため、送水ポンプ(ガス式の為電気が無くても動く!)を使用しプールから注水します。

十分な水が溜まったら使用可能!
看板にある通り1回の貯水で500人使用できます。

そして排泄物が溜まってきたら、貯留弁を開放して一気に流す!
要するに下水道管を使用した大きな水洗トイレですね!

下水道管に数百Lの水をためないといけないのでプールなど大規模な貯水施設がないと使用できないのが弱点といえば弱点ですが、このような防災拠点に設置する仮設トイレとしては申し分ない性能です。


今回このような施設を見、そして話を聞いて横浜市は非常に防災設備に関して力を入れていると感じました。
同様に町内会でも定期的に情報発信して備えているので、有事の際はスムーズな連携を取れるようにしていきたいです。





横浜市港南区最戸1-3-16
TEL:045-741-2511
メール:info@yokohama-toho-group.org
Facebook
https://www.facebook.com/yokotohp