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 開院以来、1年365日診療を続けています(※整形・内科のみ) 

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新人看護研修①全身清拭、導尿・バルーンカテーテル留置

横浜東邦病院からのお知らせ
皆様こんにちは。

事務職員です。

今回から連載企画"新人看護研修"の様子をお届け致します。

4月に入職した新人看護師の看護研修の様子を全四回に分けてお届けする予定です。

記事をご覧になった皆様には当院の新人研修の様子を少しでも知って頂ければ幸いです。

早速内容を見ていきましょう!

今回は第一弾

技術演習 ~清潔ケア・膀胱留置カテーテルについて~

です!


前半パートは清潔ケアについて。

まずは、先輩看護師が用意した資料を見て「清拭・おむつ交換、陰部洗浄について」細かく確認していきますよ。

医療的な観点から観ると、全身の清潔を保つことで細菌感染を予防する他、血行促進や安眠などの効果があります。


必要な物品をと、手順を確認していきます。


研修の様子


手順の確認の際には、部位ごとに気を付けるポイントや、患者様が気にされるポイントがあるので細かく説明していきます。

確認を終えると次はいよいよ実践です!

今回は腰回りの人形に協力して頂きました。


研修の様子


初めての技術演習に見ているこちらがドキドキしてきます。

ガウンを着て、手袋をして患者様へ声をかけていきます。

今回は人形なので返事はありませんが、いきなり布団を剥がしてしまっては患者様もびっくりしてしまいます。

声掛けはコミュニケーションの基本なのでとても大事なことですね。

次は、温かい蒸しタオルで身体を綺麗にしていきますよ~

ここで先輩看護師からアドバイスが!

~「清拭をしながら皮膚の状態を確認することで、患者様の負担を減らす事が出来る」~

なるほど!

確かに何度も衣服の着脱を繰り返すと疲れてしまいますよね。

少しでも患者様へ負担を掛けない為の工夫です!

清拭の次は、陰部洗浄を行います。

陰部洗浄は、細菌が繁殖しやすい部位であるため正確な清潔ケアが求められます。

同時に患者様の羞恥心に最大限配慮し、手際よく実施する必要があります。

新人看護師さんも実施前に再度手順を確認し、手際よく実施していきます。

もちろんこの時の声掛けも忘れてはいけません。


研修の様子


最後にオムツ交換です。

この際にはただ交換するのではなく、患者様の状態に合わせて尿取りパッド、テープ式おむつ、リハビリパンツを患者様と話し合って決めていきます。

先輩からは一人で行う場合、二人で行う場合のポイントをそれぞれ伝えられました。

新人看護師の技術演習が一巡したら終了です。


一息ついたら今度は後半パートの導尿・バルーンカテーテル留置に移っていきます。

導尿には一時的導尿と持続的導尿(バルーンカテーテル留置)の二種類の方法があります。

それぞれ使用するカテーテルの器具が異なりますが、今回の研修では後者のバルーンカテーテルを使用して練習していきます。

手順の確認が終わると、器具の紹介と先輩によるお手本の演習です。


研修の様子


先輩の次は新人看護師の番です!

カテーテル留置はベテランの看護師さんでも難しいと感じる手技の一つで、新人看護師も緊張した様子です。


研修の様子


先輩から実際患者様に行う時はどんな反応が返ってくるのか、患者様に負担をかけないようにするにはどうすれば良いのかなど、実践的なアドバイスも多々見られました。

新人も積極的に質問をしており、意欲的に研修に取り組む様子が伝わってきます。

手順を一つ一つ丁寧に確認して無事全員演習を終えることが出来ました。

初めての演習で緊張した様子でしたが、終了すると達成感を滲ませた表情をしていました!

この後もまだまだ研修は続いていきますが、本日はここまで。

次回は褥瘡・手術室見学・麻薬管理・吸引についてをお届けします!

お楽しみに!



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詳細は看護部長江本までお問い合わせ下さい。
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ご連絡お待ちしております。